インナーマッスルとバンダ

お客さまとも話題になったのですが、先週金曜朝のモーニングショーというTVで、インナーマッスルについて特集されていました。

偶然私も見ていたのですが、インナーマッスルの低下が、肩こり、腰痛、ぽっこりお腹の原因に!といった内容です。

インナーマッスルは、内側の筋肉。

身体の奥にある、関節や内臓を支える筋肉です。
この筋肉が衰えると、腰が曲がったり、猫背になったり、姿勢を保てなくなります。

椅子から片足で立ち上がる、立ったまま靴下を履く。
これらが難しい方は、インナーマッスルが衰えているかも、とのこと。

※ちなみに、アウターマッスルは、外側につく筋肉。
割れた腹筋や、力こぶがこちらです💪

テレビでは、インナーマッスルを鍛える方法が紹介されていました。
鍛えるって…
ハードなイメージがありますが、インナーマッスルは、フーフー言う苦しいトレーニングでなくとも、大丈夫なのです⤴︎

その方法、ヨガのバンダだ!と思ったので、お伝えします。

バンダを入れると、インナーマッスルが楽に使えます!


ヨガのテクニック バンダとは。

ヨガには、バンダという古くから伝わるテクニックがあります。
バンダを意識するか否かでポーズの深まりがガラリと変わります。

ひと言でいうと…

バンダを意識すると、少ない力で楽に気持ち良くポーズがとれます。


レッスン中、バンダという言葉は使っていませんが、バンダを意識する誘導を行なっています。

①ウディヤナバンダ お腹の引き上げ

お腹の奥を中央に締め、上に向かって引き上げる感覚です。
すると、腰や背筋が伸びます。

グッと力任せに引き締めるというより、やったぁー!とお腹の底から喜ぶ時の感覚です❣️

インナーマッスル腹横筋を鍛えることができ、腰痛の予防になります。

ウディヤナバンダが入ると、上半身、腰が軽くなります。

②ムーラバンダ 骨盤底を引き上げる

骨盤底を軽く引き締めて持ち上げます。
わかりづらいのですが、お尻の穴をキュっと締める感じ。
テレビでは、おしっこを途中で止める感覚、と言っていました🤣
骨盤が安定し、脚もどっしりと安定します。

骨盤底筋は、内臓や脂肪を下から支える筋肉です。
衰えると尿漏れや、ぽっこりお腹につながります。

バンダを入れると、ポーズが安定します。
キツく感じられるポーズこそ、お腹とお尻の軽い引き締めを意識すると、びっくりする程楽になります。

インナーマッスルが衰えた状態だと、動作をアウターマッスルに頼ることになり、とても疲れやすいです。
私がヨガをやって、疲れづらくなったのは、インナーマッスルが育ったからかも。

バンダって、はるか昔から伝わるテクニックなのに、現代の医学にもマッチしたものだと、驚きました。

余談なのですが、このふたつのバンダを入れる方法を、

めちゃくちゃきついジーパンのファスナーを閉める時の感覚👖

と、聞いたことも🤣
ちょっとイメージしてみました。
バンダは入るけど、いろんな意味で変な汗がでそう🤣

あくまで、肩や喉はリラックスして。
心地良く行いましょう💖











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